給付基礎日額は変更できるの?

労災コラム

日俳連労災では、年に1回、2月の年度更新時のみ給付基礎日額の変更が可能です。

給付基礎日額とは、労災が起きたときに受け取ることのできる給付額を計算する基準となるものです。加入申し込み時に3,500円から25,000円の範囲で、自分で決める必要があります。給付基礎日額を低くすれば保険料は安くなりますが、その分給付額も少なくなります。

「給付基礎日額を低くしていたが、事故に遭ったときの給付額が自分の収入と見合わず、もう少し高くしておけば良かった・・・」

「給付基礎日額を高くしていたが、保険料を抑えたいのでもう少し低くしたい・・・」

いろいろなケースがあると思います。

以下の表は、給付基礎日額別の年間保険料と20日間仕事を休んだときの休業補償給付額の例です。
これから加入する方は給付基礎額を決めるときのご参考に、既に加入している方はこの機会に保険料を比較して見直してみませんか?



※保険料は4月加入の場合の金額(1年分)です。年度途中で加入の場合は月割計算となります。
※保険料の他に年会費2,000円(日本俳優連合の組合員の方は0円)と、団体費月額500円(年間最大6,000円)がかかります。
※休業4日目以降、休業補償給付が給付基礎日額の60%、特別支給金が給付基礎日額の20%、あわせて80%×休業日数が支給されます。給付基礎日額3,500円の方は給付+特別支給で3,500円×80%×17日=47,600円となります。

給付基礎日額の決め方については、労災コラム:給付基礎日額はどうやって決めたらいいの?で説明していますので、こちらもあわせてご覧ください。

■加入者の方へ

日俳連労災から年度更新のお知らせをご登録のメールアドレスにお送りしております。

労災保険は自動更新ではなく、4月から翌年3月までの1年間が保険年度となっています。翌年度も継続して保険に加入する場合は、更新のお手続きが必要となります。
メールに記載されている金額を期日までにお振込みください。

「給付基礎日額の変更受付期限」は2月28日(火)まで

「年度更新の期限」は3月15日(水)まで

となっております。

お早めにお手続きをお願いいたします。

給付基礎日額を変更される方は、希望の金額を記載の上お問い合わせください。